用語解説

電流・電圧などを流す際、直ちに規定値を流すのではなく、時間をかけて徐々に上げていく方法です。クロムめっきでは一般的に行われております。スローアップを行う目的は、めっき析出電流以下の電気を印加しているときに発する水素によって素材表面が還元される、且つ素材表面が活性な状態となる為であります。なお、クロムめっき以外のめっき種では、スローアップはほとんど行われません。