用語解説

円筒度とは、JIS規格によれば、「円筒形体の幾何学的に正しい円筒からの狂いの大きさ」と定められています。ドラム・ロールを製作するにあたって、真円からの歪み量、およびシェル方向への歪み量がある場合、直径の違いによるロール速度のバラつきや、ロールとロールとの隙間のバラつきなどが発生し、生産するフィルムや紙の歩留まりが悪くなります。円筒度はドラム・ロール製作にあたって非常に重要な項目であると言えます。