用語解説

軸の重心が軸の中心線上に存在することは少なく、一般的にドラム・ロールには若干の偏芯があります。そのため、回転するドラム・ロールには偏芯による遠心力がはたらき、たわみが生じます。そのたわみが偏芯を強め、軸を破壊することがあり、その際の回転数を危険回転数(共振点)と呼びます。ドラム・ロールのたわみが大きいと危険回転数(共振点)は低回転方向に移行し、たわみが小さくなると高回転側に移行します。