用語解説

銅は、高い熱伝導性や電気伝導性、展延性など優れた特性を持っています。これらの機能性は、多くの生産現場で必要とされ、野村鍍金では表面処理技術(電気めっき)にてご提供することができます。銅めっきには硬質銅と軟質銅があり、必要とする機能性にあわせて使い分けています。銅めっきの起用例として彫刻ロールがあります。柔らかい銅めっき部分を彫刻加工し、その上に硬いクロムめっきを被覆して耐久性を上げたうえでご使用いただいております。導電性が必要となるコンダクターロールや、塗料などを定量塗布するためのグラビアロール、樹脂成型用の彫刻ロールなど様々な業界でご使用いただいています。