用語解説

めっきを厚く施工し強度を持たせて、鋳造品や冶金的に作った材料同等とする技術。薄くは数百μmから厚くは数cmの厚いめっきを行う。めっきする金属の種類により用途が変わり、耐熱性皮膜を付与し、耐熱鋳型を作成する場合や高切削性材料をめっきして、彫刻スタンパとして利用することがある。また、彫刻された母型に対してめっきして離型することにより彫刻を電鋳に転写することも可能である。古くはレコード盤の製造金型にも用いられ現在ではナノインプリント用金型として応用することもある。