Before (改善前)

電気めっき施工において、めっき時間、電流実効値、電圧値はめっき品質を確保するために重要な因子となります。これまでは、所定の施工記録書に対してめっき施工開始後の記録を行い、施工途中において問題が無いか否かを整流器の表示値にて目視確認・記録をおこなっていました。

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After (改善後)

電気めっき用の電源データの取得のため、専用ソフトを搭載したPCと電源をリンクさせることで、めっき施工中の電源データ(時間、電流、電圧)を自動的に取得する事(データログ)が可能となりました。これまでの書面データと合わせ、より詳細データを入手する事が実現できました。 また過去データの検索、閲覧、品質異常発生時の要因分析によるデータ閲覧もが可能で、万一の停電時等のトラブル発生時も確実にデータが取得され、めっき施工の安定化図ることになります。 蓄積されたデータに基づく施工により、その他品質トラブルの未然防止に寄与しています。

POINT(要約)

電気めっき用電源データの自動取得により、施工データの蓄積と品質異常時の要因分析、施工実績に基づく確実なめっき施工が可能となります。 結果、高品質製品の安定化を実現しています。