Before (改善前)

一般的にロールやロッドの表面の耐摩耗性を向上させる目的でクロムめっきをご使用されている場合が多くあります。
クロムめっきの硬度はビッカース硬さでHv750以上とJISで規格されており、実際に弊社で施工しているクロムめっきの硬度はHv800~1000の硬さを保有しています。この硬さは、鉄と比べても数倍の硬さがあり、耐摩耗性に優れた被膜であります。
しかしながら、クロムめっきでも摩耗が発生するご使用環境というのが存在し、また、摩耗による交換や不具合の発生でお困りのお客様もいらっしゃいます。

V

After (改善後)

そこで、弊社では、通常の硬質クロムめっきよりもさらに硬いクロムめっき「R-62クロムめっき」を開発致しました。こちらのR-62クロムめっきはビッカース硬度がHv1000~1100と通常のクロムめっきと比べて約25%硬度が増しております。

R62めっきの詳細はこちらをご覧ください。→ R-62クロムめっき

R-62めっきと通常クロムめっきを比較した場合、耐摩耗性も約20%向上したデータがあります。さらに、お客様のご使用環境下では従来のクロムめっきと比べて2倍以上の耐摩耗性の効果が得られた実績もございます。

POINT(要約)

クロムめっきの耐摩耗性にお困りの場合には、弊社の高硬度クロムめっき「R-62クロムめっき」をぜひともお試し下さい。