Before (改善前)

弊社で製作するロールには高荷重が負荷するロール、回転速度が速いロール、低回転で使用されるロール等様々なラインナップが存在します。
近年小径でかつ長さが長いロールに要求される精度も非常に厳しくなっています。幾何特性としては円筒度、真円度、円周振れがあります。
またロータとしての釣合い良さも重要な要素となります。特に高回転で使用するロールにおいては、使用回転数における振れ精度が重要視されます。

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After (改善後)

弊社で製品を製作する工程においては、精度を確保するために各組立工程前の部品単位での精度管理を徹底し製作しています。

特にロールの動的精度を満足するために重要となる要素としてロールセルの板厚があります。板厚は特殊超音波式板厚計を使用し、板厚を厳密に管理いたします。

板厚精度をそろえるために、特殊工法でロール外径加工を行います。それにより使用回転数で適正な精度が確保できます。

POINT(要約)

ロールセルの板厚管理を厳密化する事で小径、長尺ロールの高精度化に貢献できています。