Before (改善前)

大型グラインダー研削盤において、軸を軸受けに預けてユニバーサルジョイントを用いて駆動させる構造で研磨を実施しています。大型グラインダー研磨となると高トルク対応のユニバーサルジョイントとなり、段取りをする際は作業者自らがユニバーサルジョイントを持って段取りしていたため(クレーンはロールを吊っているため、ユニバーサルジョイントを吊ることはできない)、非常にやりにくい状態でした。

V

After (改善後)

大型グラインダー研磨ではベッド部分に取り付け穴等の加工はできず、またその他の部分から預ける箇所を準備するとなると、駆動時に邪魔となり、作業的にも難しくなります。そこで強度を十分に考慮し、面盤のねじ穴を有効に利用することで、ユニバーサルジョイント受けを取り付けることができ、段取り作業の際、作業者的に楽な作業となり段取り時間の工数削減につなげることができました。自動加工が可能なものについては、以下に段取り時間を短くするかが非常に重要です。

POINT(要約)

ユニバサールジョイント受けを取り付けることで段取り時間の作業時間短縮に繋げることができました。