Before (改善前)

過去弊社では、円筒研削盤での計測は真円度、円筒度はマイクロメータ、クラウン形状ではロールキャリパーを使用することで評価していた。マイクロメータでは基本測定としてX-X、Y-Yの2点計測、ロールキャリパーにおいてもX,Yの2点計測であった。
その作業はすべて作業者による測定であった。

V

After (改善後)

新規円筒研削盤へ専用の自動計測器を導入した。この測定器の使用により、これまで手作業で実施していた計測時間の短縮が可能となった。また自動計測機能の活用で、より詳細な寸法確認が実施できるようになった。

例として円筒度精度については、ロール長手方向の指定範囲内を250分割で計測が可能となった。これによりロール長手方向の詳細プロファイルを得ることができます。また真円度精度については、周方向6°ピッチでの計測が可能となり、円筒方向と同様に詳細なプロファイルの取得が可能となった。

詳細は測定データを求めるユーザー様に対する要求を満たす事が可能となります。

POINT(要約)

円筒研削盤への自動計測装置を導入することにより、より詳細な精度確認をすることが可能となった。自動計測により作業時間の短縮も図ることができる。