Before (改善前)

当社で施工する仕上加工である鏡面加工(Mirror Finish)においては加工途中において加工砥石を成形するためのドレッシングが必要となる。従来は機械上へ設定した成形用の加工具(ドレッサー)に対して砥石を当てて加工していた。このドレスの間は機械加工が停止することが通例となっていた。

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After (改善後)

鏡面加工砥石専用の砥石成形機を製作設置することで、加工途中に砥石が摩耗した際に加工を停止することなく砥石の成形(ドレッシング)が可能となった。これにより加工を停止することが無く、連続的に加工することができるため、鏡面研磨機の稼働率を向上させることができている。また専用機を用いた砥石成形はNCにて施工可能であることから作業者毎の成形がムラなく統一することが可能となり、加工品質の安定に寄与している。

POINT(要約)

専用の砥石成形機の製作により砥石成形時の加工停止が無くなり、鏡面研磨機の稼働率を向上させることができた。