Before (改善前)

健全なめっき液の状態を確保して維持するためには決められた流量での循環、循環熱交換による適正温度管理が重要な因子となります。循環はポンプを主としていますが、長期的な使用ではポンプの劣化が進み、流量が不足する事でめっき品質に悪影響を及ぼす事があります。またこれまでは流量自体の確認では無く、配管圧力や液流れの目視確認を主として行ってきました。

V

After (改善後)

外部から観察できる特殊な流量測定器を導入することで的確なタイミングで流量の測定が可能となりました。定常的な流量を把握し定期的な測定を実施する事で、ポンプの劣化を未然にキャッチする事ができ、予防保全が可能となりました。(悪くなる前にメンテナンス)これによりめっき品質への影響を低減する事が可能となりました。

POINT(要約)

めっき品質を左右するめっき液の流量を的確なタイミングで測定をすることが可能となりました。
これにより循環機器の予防保全を行う事が可能となり、めっき品質へ影響する循環トラブルが無くなりました。