製品属性(仕様)
付加 特性 | オゾン対策用 | 表面 処理 | ニッケルめっき・クロムめっき |
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業界 | フィルム | サイズ 重量 | φ600x8500 |
加工 サービス | 表面処理 | 母材 | SS材 |
製品画像(様子)
特徴
オゾン対策とは、オゾン発生装置周辺で使用されるロールの耐腐食対策として行われる表面処理を指します。
オゾンは鉄材に対し非常に有害なガスです。
このガスからロール素材を保護する目的で行われています。
フィルム製作ラインのロールは、鏡面性や耐摩耗性が求められている為、通常はクロムめっき仕上げとなりますが、クロムめっきにはクラックが有る為、クロムめっき一層の被膜ではクラックを通してオゾンガスが素材まで到達する可能性が非常に高くなります。
オゾンガスを素材まで到達しにくくする処理として下記方法をとります。
①クロムめっき+中間処理+クロムめっき
②ニッケルめっき+クロムめっき+中間処理+クロムめっき
③ニッケルめっき+クロムめっき+中間処理+クロムめっき+中間処理+クロムめっき
①→③の順番で素材に対する耐食性がアップしますが、施工費用も同様にアップします。
オゾン濃度や費用対効果を考慮し選択肢を考慮して頂くこととなります。
また、素材自体をSUS材にすることによりオゾンガスの腐食を抑えると言う選択肢も有りますが、SUS材とSS材の素材単価及び加工の難易度などの検討を行い素材の変更か表面処理の変更を検討されては如何でしょうか。