製品属性(仕様)
付加 特性 | 粗さ付与(ガラ作成) | 表面 処理 | 放電加工、クロムめっき |
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業界 | 建築材、シート | サイズ 重量 | Φ400×2500など |
加工 サービス | 放電加工ロール製作 | 母材 | 鉄系(S25C、S45C) |
製品画像(様子)
特徴
工業用ロールの表面仕様の中に「梨地」と明記されているものが数多く存在します。梨地の目的は多岐にわたりますが、梨地模様を製品に転写させたり、粗い面感を活かして搬送力(グリップ力)を高めたりする目的が多いです。
一口に「梨地」といっても、その施工方法は様々です。ロールの表面に物(砂、ガラス、鉄粉など)を物理的にぶつけて粗さをコントロールする手法は、広義で「サンドブラスト」と呼ばれています。サンドブラストで再現できる粗さは、施工対象の材質や硬さなどにもよりますがRy=3~20程度が一般的です。しかしサンドブラストで再現できる粗さよりも「もっと粗い面が欲しい!」とおっしゃられるお客様は数多おられます。
そこで、サンドブラスト以外の加工方法として「放電加工」があります。加工内容は書いて字のごとく、「電気を放って加工する」技術です。放電加工も施工対象の材質や硬さなどによって施工できる粗さは変動しますが、Ry=20以上(過去実績値でRy=100も)の加工ができます。