製品属性(仕様)
付加 特性 | 高精度、高品質 | 表面 処理 | ― |
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業界 | 製紙、フィルム、建機、他 | サイズ 重量 | 内径:φ520~1450㎜、長さ:11,000㎜ 重量:25トン以下 |
加工 サービス | 機械加工 | 母材 | 鉄材、他 |
製品画像(様子)
特徴
ロールやシリンダーなどのパイプの内径加工についてご紹介させて頂きます。一般的に材料メーカーからパイプ材を購入すると、板厚や精度はラフな状態で、また、長年保管されていた間に表面に錆が発生していたりとそのまま使用することはありません。実際に使用する場合には、表面を旋盤加工、研削加工することによってきれいな素材の表面となり、板厚などの精度も仕上げてから使用します。さらに、パイプは外側だけでなく、内側も加工することによって、さらなる高精度化を図ることが出来ます。
野村鍍金では、高精度特殊内径ボーリング装置という保有しております。こちらは従来のボーリング加工装置よりも高精度に内径ボーリング加工を行うことが出来る装置となっております。
詳細はこちらをご参照下さい。→高精度特殊内径ボーリング装置
1枚目の写真はシリンダーを実際に加工している写真です。シリンダーの内径がφ800㎜、長さが6000㎜Lあります。加工後の写真も掲載しておりますが、中央部につなぎ加工で生じる段差もない非常にきれいな仕上がりとなっております。他の実績としましては、内径φ580㎜×長さ5765Lのパイプを板厚差50μm以下で仕上げた実績もあります(データ添付)。
内径を精度よく仕上げることによって、ロールでは高速回転での安定性や温度伝達の均一性などが見込まれます。シリンダーでは後加工の工程簡略化や仕上がりの向上に寄与します。