製品属性(仕様)
付加 特性 | 厚付け・複雑形状 | 表面 処理 | 電鋳ニッケルめっき・銅めっき |
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業界 | 光学・樹脂・航空・宇宙 | サイズ 重量 | 小型から500㎜サイズ |
加工 サービス | めっき施工 | 母材 | 不問 |
製品画像(様子)
特徴
電鋳金型はめっきの電鋳工法で製作される金型です。例えば、微細なパターンを必要とするフィルムや樹脂製品の製造において、福雑な金型が必要となる場合、その金型製作に時間や高額なコストが発生します。この金型を製造時に繰り返し使用すると、金型の摩耗や欠損などが生じて再度製作せねばなりません。
このように繰り返し使用する金型が高額な場合には、この金型をベースに電鋳技術を使って複製金型を作ることで、時間・コストのロスを抑えることができます。
電鋳には銅めっきやニッケルめっき・ニッケル合金めっき等があり、めっきによる電鋳は彫刻加工に比べ比較的簡単に表面形状を微細な所まで転写することが出来るので、転写しためっき電鋳を2次マスターにして、さらそれに電鋳することで、もとの金型の完全な複製を作ることが出来ます。この複製電鋳金型を複数個作成して、実際の生産に使うことで、高価な金型マスターを温存しつつ、電鋳金型が痛んだ場合でも安価で金型を製作し交換出来る様になります。