製品属性(仕様)

付加
特性
耐摩耗性、表面硬度 表面
処理
Cuめっき、Crめっき
業界産業機械、電気・電子など サイズ
重量
平板、パイプなど
加工
サービス
めっき処理 母材CFRP材

製品画像(様子)

特徴

鉄材なみの強度があり、かつ軽量化が図れることで、カーボン繊維強化プラスチック(CFRP)のニーズや用途は様々な業界、製品に波及しています。弊社では、過去からCFRP材の表面にめっき処理を行うことで、CFRP材が持つ軽量化のメリットはそのままで、かつ、表面に金属が持つ硬度や耐摩耗性、鏡面性などを付与するお手伝いをしてきました。

弊社の製品事例をご紹介させて頂きます。

高密着強度CFRP製品へのめっき

製品事例の写真を見ても分かるように、これまでは、ロールやパイプ形状のモノで比較的大きな製品への表面処理を多く行っておりました。製品サイズが大きくなれば、鉄材からCFRP材に変更した場合の軽量化のメリットが大きく、省エネ効果や装置の安全性向上などに寄与しておりました。

しかしながら、最近では、さらに小さな部品へのCFRP化が進んでおり、これまでの様に単純にCFRP材の表面に処理を行うだけでは、お客様のニーズ、仕様にお答え出来なくなってまいりました。

添付の写真の製品はCFRP材の表面ではなくCFRP材を積み重ねた面=積層断面にCrめっきを施工した製品であります。このめっきは、積層断面にCrめっきを処理し、めっき後に機械加工を施工することで高精度化を図ることを目的として施工しました。

今後も、様々な製品CFRP化が進んでいくと予想されます。それらの製品に弊社で表面処理を行うことで、軽量かつ高硬度や高精度、耐久性向上などの機能を付与していきたいと思います。