製品属性(仕様)

付加
特性
耐摩耗性・鏡面性・導電性・グリップ性・離形性 表面
処理
クロムめっき・ニッケルめっき・銅めっき
業界印刷、樹脂、フィルム、機械 サイズ
重量
Φ400*7000L
加工
サービス
表面処理 母材CFRP

製品画像(様子)

特徴

CFRP(カーボン)ロールは軽量化対策として採用され、CFRPの重量は鉄の半分程で軽量化に最適であり、高剛性・低慣性という特性も持ち合わせています。この特性から鉄素材のロールと比較すると危険速度は約40%向上、自重たわみは約30%減少し、更に慣性モーメントは60%減少し連れ回り性が向上します。表面処理を付与することで様々な特性が加えられ、色々な業界で使用されています。

簡単な搬送用ロール(ガイドロール)はもとより、ワークの蛇行を抑えるための溝加工やスリップ防止のための梨地加工、高機能性を持たせる鏡面加工など様々な用途に適した表面処理と機械加工が加えられています。 CFRP特有の軽量で高剛性であることをベースに駆動コスト低減や駆動機構の省スペース化、生産スピードUP、品質UPに大きく貢献しています。

また、CFRPロールに新たな表面処理や機械加工に改良が加えることにより、これまで採用が難しい業界においても導入が進められています。 サイズはΦ60の小型サイズからΦ400・面長7,000までの大型対応が可能で、お客様の使用目的や環境に適したロールを提案させていただきます。
これまでの採用実績をご紹介いたします。

鏡面ロール:Ry0.1仕上げ可、光学フィルム製品などに有効
溝付きロール:各種パターン施工可、印刷・樹脂・フィルム製品など広く採用
マットロール:各種梨地や特殊マット皮膜施工し、印刷・樹脂・フィルム製品など広く採用
二重管ロール:高剛性特性を更に向上させることでロールたわみを抑制
銅レスロール:銅基材を避ける製品、セパレータ・エネルギー製品に適用