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タフ―カーボン処理はプラスチックにも施工可能です。ただ、全ての樹脂に対して製膜が可能というわけではなく、エンジニアリング・プラスチックス(=エンプラ)など一部のプラスチックに限られてしまいます。製膜出来ない要因としては、製膜時に多少の温度が掛ってしまうので、熱変形を起こす様な基材は製膜に適していません。また、ゴムなどの材料は真空引きしても素材内部から若干の水分やガスなどが発生しそれが製膜不良の要因となります。製膜品質には表面の粗さなども影響を及ぼしますので、プラスチックにタフカーボンをご検討される際には、ぜひとも一度ご相談下さい。