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世間一般的にあるマット(梨地)処理は、ガラスビーズや砂などを製品に吹き付けること(ブラスト処理)で表面を指定の粗さにする技術です。吹き付ける粉体の大きさを調整することで、使用用途に応じた表面粗さにすることが可能です。粗さによって若干違いはありますが、ブラスト後の表面は【ノコギリの刃のような突起形状】になる傾向があります。使用用途は多岐にわたり、工業的な用途であったり装飾など外観的な目的でも利用されます。
特殊マットとは、野村鍍金の独自技術です。特徴として製品の表面に【丸型の突起形状】を作り出す表面処理技術を言います(粗さはRz=5~8相当)。突起形状が丸型につき、接触するターゲットにダメージを与えずらい傾向にあります。主な機能性使として、「親水性」「搬送ロールでのグリップ力の向上」などがあげられます。
双方対象の表面に突起形状を作るという意味では同じですが、「施工方法」、「突起の形状」そして「機能性(用途)」に違いがあります。
マット(梨地)も特殊マットも野村鍍金では施工できますので、
興味がございましたら野村鍍金にご相談ください。