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部分的に打痕を修復することは可能です。ロールの材質や表面処理の種類によって補修方法は変わります。例えば、STKM13A(鉄)で作られたロールにクロムめっきが被覆され表面粗さがRy=0.6Sだとします。このクロムめっき部分に打痕を付けてしまった場合、10円玉程度のサイズであれば局部めっきが施工可能です。また表面粗さRy=0.6S相当であれば職人による砥石での手仕上げでも仕上げることが可能です。打痕など局所的にロールを損傷させてしまった時には、まずは野村鍍金にお問合せください。ロールの材質や使用環境、傷の程度を擦り合わせさせていただき局部補修が可能か判断いたします。