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対応可能ではございますが、硬質クロムメッキの膜厚が150~200μmを超えますと、マイクロクラックの程度が大きくなり、目視できるほどのクラックに成長する可能性があります。当社では150μm以上の膜厚が必要になる外径復元の施工ではニッケルメッキで厚付してから既定の厚みで硬質クロムメッキを施工するケースが多いです。ニッケルメッキは、硬質クロムメッキのようなマイクロクラックが存在しない為、クラックの心配もございません。また、ニッケルメッキ+硬質クロムメッキ構造(タフクロム仕様)にすることで、耐腐食及び耐ヒートクラック性の効果も発揮いたします。