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クロムめっきは、耐摩耗性に優れており多くの工業分野で使用されています。ただ耐摩耗性がいいクロムめっきであっても、製品の使用環境や長期的に使用することで著しく摩耗することがあります。野村鍍金では、クロムめっきよりも更に耐摩耗性がいい「R62めっき(Hv:約1000)」「タフカーボン(Hv:約5000)」の開発、そして「溶射(Hv:約1100)」の設備を保有しています。クロムめっきの硬さ(Hv)は約900で、前述した各表面処理はクロムめっきよりも硬く耐摩耗性に優れています。しかし耐摩耗性は、被膜の硬さだけに起因するわけではなく、被膜を施工するための下地(製品自体)の硬さにも関係しています。せっかく硬い被膜を製膜しても、下地(製品自体)がスポンジのように柔らかければ、被膜は本来の耐摩耗性を発揮することはできません。