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ロールに耐薬品性や耐食性、非汚染性などの機能を付与しようと思うと、テフロンコーティングがおすすめです。しかしながら、どんなロールにでも施工出来るかというと、そうではありません。弊社のテフロンコーティングの注意事項をいくつかご紹介させて頂きます。
①製膜時に高温で焼成される
 テフロンコーティングの製膜時に約400℃まで加熱されます。そのために、熱での変形が大きいアルミ材や材SUSへの施工は難しく、また鉄材のロールでも400℃まで加熱される設計・構造になっていないロールへの施工は難しいです。
②内面への製膜が出来ない
 対象物(ロールなど)に吹き付けるようにフッ素樹脂を積層させていきます。内面には吹き付けるノズル(コートガン)が届かず、施工出来ません。
 また、外周面のみのコーティングでもロール本体だけでなく、側面や軸など全面施工については別途ご相談とさせて頂きます。