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鏡面ロール完成時の検査については表面の粗さ測定と欠陥の有無の確認があります。
表面粗さについては、表面粗さ測定器という測定器を利用して数値での評価を行います。ポータブルでの測定器がございますので、ロールのサイズに関係なく測定が可能です。
一方でロール表面の欠陥の有無の確認は、最適な測定器や検出器がなく、現在でも人間の目での確認となります。目視検査ではあらかじめお客様と取り交わした仕様書に基づき、ロール全面の確認を行います。非常に厳しい要求の場合には、ダブルチェックなどにより見落としを防ぎ実施します。目視検査でありながら、40m2を超えるロール(ドラム)に対しても、φ0.1㎜以下の欠陥が1個でもあるかどうかの確認を行っております。また、弊社検査後にお客様自身が立会検査を行い、仕様書の規格に入っているかどうかの確認を行うこともあります。

弊社では、鏡面ロールの完成検査において、万が一、微小な欠陥部が発見された場合でも、欠陥部のみ補修する局部めっき法にて部分的に補修することも可能です。