銀めっき | 特徴
銀は金属の中でも最も伝導性が良く、電気抵抗率は金や銅よりも低い値となります。熱伝導性は銀:427W/m・Kに対して金:315W/m・K、クロム:90.3W/m・Kであり、電気抵抗率は銀:1.6(10-6Ωcm)、金:2.2(10-6Ωcm)、クロム:19.9(10-6Ωcm)です。銀めっきははんだ付け性や除菌・殺菌効果、耐食性にも優れているため、電気製品や装飾品の他、工業製品にも多数使用されています。
ポイント① | μm~mmオーダーまでの薄膜から厚膜までの施工が可能 |
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ポイント② | 銀純度99.99%で優れた電気伝導性を実現 |
ポイント③ | 1,770mmまでの大型サイズワークのめっき施工に対応 |
銀めっき | 特徴②
銀めっき用の大型めっき槽(600W x 1,800H x 1,400D)を2槽保有しており、最大で1,770mmのワークへの銀めっきの施工実績があります。また、銀めっきの厚みも数μm~mmオーダーまでのめっき厚まで施工対応が可能です。また、高純度の銀(銀純度99.99%)でのめっき施工を行うため、高い電気伝導性を実現させることができます。
銀めっきは高い潤滑性を持っており、焼付の防止を行うことができます。そのため工業用としては、スペーサー、ベアリング、電極に使用されることも多くあります。また、シール性も高いため、シーリングやパッキンの用途としてOリングなどにも使用されています。