タフカーボン | 特徴

DLC(Diamond Like Carbon)を超える多機能超硬質の表面処理として、タフカーボンを開発しました。
最高硬度はHv5,000以上あり、摩擦・摩耗に非常に強く、各種パーツの保護膜として長寿命化に寄与します。
タフカーボンを施工することによって従来膜の3倍、硬質クロムめっきの5倍の高硬度を実現することができます。
また、水素フリーの皮膜で高い密着性や、はんだや血液などを低減できる優れた防汚性を持っています。

ポイント①

Hv5,000の高硬度で高い耐摩擦性と耐傷性

ポイント②

水素フリーで基材への高い密着性

ポイント③

優れた非汚染性で、はんだや血液などの付着を低減

代表的な材料・被膜との比較 製品画像

タフカーボン | 特徴②

一般的なDLC(Diamond Like Carbon)での表面処理膜の場合には、200℃程度でグラファイトに劣化してしまいますが、タフカーボンは400℃まで高い硬度を保つことができます。(O2フリー雰囲気であれば500℃まで)

独自のガスクラスターイオンビーム成膜法(Gas Clunster Ion Beams;GCIB)がこの高い耐熱性を実現しています。

酸素フリー雰囲気で最大500℃ 製品画像 案内説明