快削くん | 特徴

微細な形状が求められる各種金型に使用される精密微細彫刻用皮膜である快削くんは、nmオーダーでの微細で複雑な形状を表現させることが可能です。表面粗度は5nm以下の超鏡面加工を行うことができるため、各種ロールに使用されます。また、皮膜の厚みも1mm以上の対応が可能です。

また、ニッケル系の合金皮膜であるため、高い耐食性も保有しています。

ポイント①

nmオーダーの微細で複雑な形状をクリアに表現

ポイント②

表面粗度5nm以下の超鏡面加工を実現

ポイント③

内部応力ほぼ0g/㎟で剥離電鋳用被膜に最適

精密彫刻加工例① 精密彫刻加工例②

快削くん | 特徴②

 快削くんは高い彫刻形状保持性を持っているため、切削加工後にバリが発生しにくいという特性があります。無電解ニッケルめっきが一般的な切削加工に使用されますが、精密切削を行うとバリが発生してしまいます。しかし、快削くんであればバリもなく、きれいに精密切削加工を行うことができます。また、切削加工の際の欠陥の発生や外観のシミやムラなどの発生を抑えることができる上に、深溝彫刻も可能です。快削くんであれば、高い鏡面性を保持したまま、高品質な製品を作ることができます。

無電解ニッケルめっきとの精密切削後の表面比較 他切削用めっき皮膜との比較一覧