特殊マット被膜 | 特徴

 高い搬送性と親水性、離形性を併せ持った多機能性型金属被膜である特殊マット被膜は、めっき施工のみで特殊な突起形状を実現しています。特殊突起形状により、表面粗さはRz=6~8Sを実現することができます。また、この特殊マット被膜はめっき施工が可能な下地であれば、お客様が保有している既存ロールへの施工も可能です。
 この特殊マット被膜は自社開発商品であるサージェントクロムめっきまたはR-62クロムめっきにて被膜することで形成させることができます。

ポイント①

めっき施工のみで特殊な突起形状を形成(面相度:Rz=6~8S)

ポイント②

めっき施工可能な下地であれば、既存ロールへの上塗り施工が可能

ポイント③

高いウェブハンドリング力と親水性、離形性を実現

グリップ力(自社比較) 水との接触角10°

特殊マット被膜 | 特徴②

 この特殊マット被膜は高いグリップ力を実現することができるため、高い搬送性(ウェブハンドリング性)を持たせることができます。また、水との接触角は10°という、非常に高い親水性を付加することができます。特殊マット被膜の最大施工寸法はφ200x2,000で、標準膜厚は30μm前後です。施工対象下地は鉄、アルミ、ステンレスなど、幅広い下地に対応しています。また、R-62クロムめっきにて被膜すると高い耐摩耗性と耐腐食性を持たせることができます。

外観写真